子どもの問題行動に悩むママ必見!発達障害?愛情不足?子育てのコツを知ろう #1

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[ad_1]愛着の問題について

子どもの困った行動にどう対応していいかわからず悩んでいる親御さんは多いのではないでしょうか。これらの子どもの困った行動には“愛着の問題”が関係していることが多いのだそうです。

和歌山大学教育学部教授である米澤好史先生は、こどもの愛着障害の第一人者であり、保育園・幼稚園、小中高校など幅広い現場に触れながら、親や教育者・支援者へ“愛着の問題”解消のアドバイスを行なっています。

今回は「愛着の問題」について米澤先生の解説を、著書『発達障害?グレーゾーン?こどもへの接し方に悩んだら読む本』(フォレスト出版)よりお届けします。

「愛着」がうまく結べていないときに起こること ――愛着の問題とは何か

愛着という“絆”は、ひとりでは育めない

•わるいことをしたり暴言を吐いたりして、みんなの注目を引こうとする
•友だちのモノを隠したのに、やっていないと言いはる
•人が嫌がることをわざとする
•誰彼かまわずに抱きついたり、かかわりを求めたりする
•「どうせ自分にはできない」などネガティブな発言ばかりする

これらは、愛着の問題を抱えるこどもたちに起こる行動の一例です。

愛着とは「特定の人と結ぶ情緒的なこころの絆」のことで、その愛着の絆がうまく結べていないのが、愛着の問題。つまり誰とも愛着の絆を充分に結ぶことができず、関係性をきちんとつくれていないという「関係性」の問題です。

愛着の問題は、愛情を与えたか与えなかったかの問題ではなく、特定のふたりのあいだの関係性の問題です。そのため、上の子とは愛着を結べているけれど、下の子とは結べていないという状況が起こり得ます。

愛着の問題を抱えるこどもたちに共通するのは、特定の人との絆を体感できていないために、情緒や感情が未発達だということ。

そもそも感情はどう育まれるの?

感情や気持ちというのは、ひとりで学習できるものではありません。自分と一緒に過ごしてくれる人とのやり取りのなかで、気づけるようになるものです。

親がいくら愛情を与えたところで、愛を感じるしくみがこどもに身についていなければ、受けとれないのです。

「痛い」がわからないこどもたち

「気持ちがわるい」というこどもたちが増えています。

やがて特定の人との関係を築いていく過程で、自分の感情を区別しながら学んでいくことになります。

今、ただ「気持ちがわるい」しかわからないこどもたちが増えています。

年齢や知的レベルとは無関係

感情は関係性のなかで学習するものですから、その子の知能や知的レベルとは関係ありません。

そのため何歳であっても、愛着の絆を結べていないこどもは感情の発達が未熟です。

この記事は、米澤好史著『発達障害?グレーゾーン?こどもへの接し方に悩んだら読む本』(フォレスト出版)より一部抜粋・再編集したものです。

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