「いないいないばあ」の適切な時期と喜ばない時の対処法を知ろう!
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いつからする?「いないいないばあ」は心や脳の健やかな成長を促すいつからする?「いないいないばあ」は心や脳の健やかな成長を促す「いないいない」と顔を手で隠し「ばあ」と同時に手を広げ顔を出す。赤ちゃんは、このいないいないばあが大好き!大喜びします。手で顔を覆い「いないいない」と言った後、「ばあ」の言葉と同時に手を広げ、顔を見せる。こんなに簡単な動作と言葉で、赤ちゃんは何故大喜びするのでしょうか?
実は「いないいないばあ」は楽しい遊びというだけでなく、赤ちゃんの心や脳の健やかな成長を促す働きもあるのです。いないいないばあに興味を示し、喜ぶようになる時期や理由、より効果的なやり方、遊び方のバリエーション、またあまり興味を示さない場合の対処法についてなど、詳しく説明していきます。
「いないいないばあ」を喜ぶようになる時期とその理由■誕生~3ヵ月頃 誕生したての赤ちゃんは、耳は聞こえていますが、視力はまだ完全ではありません。ですので、いないいないばあをしてもママの声は分わるものの記憶力も未熟ですので、反応は薄いでしょう。 生後2~3ヵ月になると、視力もかなりしっかり出てくるので、人の顔を認識し始めてきます。ですが、目の前から見えなくなる物に対し、「消えてなくなる」「隠れている」との違いがまだ理解できないので、いないいないばあを喜ぶまではいかないでしょう。
■生後4ヵ月~6ヵ月頃 4ヵ月頃になると自分の存在と自分以外の他者の存在を、授乳やおむつ交換などの日常生活の中で徐々に認知してきます。
そして何かを考える時、必要に応じて、その情報をサッと取り出せるように一時的に記憶しておく短期記憶も発達していきます。
それらの能力が発揮し始められる5~6ヵ月頃から、顔を手で隠しても、その手の向こうにママがいることを記憶し、いないいないばあを喜ぶようになってきます。
「いないいないばあ」で育まれる能力や感情■短期記憶する力が高まる 視界から消えた対象物が存在し続けていると認識する能力を発達心理学者のピアジェは「対象の永続性」と言っています。この能力が発揮され始めると、記憶にあるものを探すようになります。そうすると、いないいないばあを繰り返しすることで、短期記憶する能力が鍛えられ、高まっていきます。 ■予測や想像する力が養われる 「いないいない」の後、「ばあ」とママの顔が表れる事を予測したり、その後の笑顔を想像する力も養われていくでしょう。
■感情や情緒が豊かになる 一瞬、顔が見えなくなった事に不安を抱きますが、後に笑顔が現れるだろう事をワクワクしながら期待をします。「ばあ」と、急に現れた顔に驚くと同時に、予測した結果通りになった事や、大好きな親の顔が現れた事で喜び、感情や情緒が豊かになっていくでしょう。 「いないいないばあ」をより効果的にするやり方「手の向こうにママがいるの、知ってるんだから……」なんて予想と期待をしながら、ママの顔が表れるのを待っています。
■ステップ1、ママの存在確認 赤ちゃんに声をかけたり、アイコンタクトを取り、初めにママがいることを確認させる。
■ステップ2、顔を隠す 赤ちゃんの見ている前で「いないいない」と言って、ママの顔を手で覆い、隠す。
■ステップ3、顔を出す 数秒後「ばぁ!」と言いながら、覆っていた手を広げ、ママの笑顔を見せる。
ポイントは「初めにママの存在を認識させる事」、そして「隠している時間は数秒以内にとどめる事」です。 「いないいないばあ」のバリエーションバリエーションがあったら、いないいないばあはもっと楽しめる!
生後6ヵ月を過ぎた頃から、お座りができるようになってきます。そうすると赤ちゃんの目の前にお気に入りのおもちゃを置き、「いないいいない」の言葉と同時に、その上にハンカチや座布団などをかぶせます。そして「ばあ」とそのかぶせた物を取る遊びも楽しめるようになります.
成長とともに、顔を隠しているママの手を取ろうとしたり、かぶせているハンカチを引っ張たりと自主性も見られるようになってきます。そうなると今度は本人が「いないいないばあ」をして、ママが驚くふりをするのも大変喜びます。
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