自分の子どもが発達障害かもしれないと思ったときは、どうすればいいのか。小児科医で慶應義塾大学名誉教授の高橋孝雄さんは「病院にいくことのメリットは親としての不安を和らげること。あなたが心配しているだけかも知れません」という。編集者でライターの黒坂真由子さんが医師や研究者などへのインタビューをまとめた『発達障害大全 「脳の個性」について知りたいことすべて』(日経BP)から一部を抜粋して紹介しよう――。(第1回)
「落ち着きのない子ども=発達障害」は妄想?親の過剰診断に要注意」
写真=iStock.com/takasuu