泣き止まない赤ちゃんに対処する方法と注意点

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[ad_1]赤ちゃんの癇癪、泣く原因や対処法とは<目次>泣く理由、泣かない理由、泣き止まない時の対処法について赤ちゃんが泣いているのは基本的自己表現であり、メッセージなのだとして受け止め、応答を心がけましょう。

言葉を話すことができない赤ちゃんにとって、自己を表現する数少ない手段の一つが泣くことです。オムツが濡れた時の不快感、お腹が空いたという空腹感、暑さや寒さに関する感覚などを、泣くことで周囲にメッセージとして発信します。周りがメッセージに対応し、お世話をするうちに、赤ちゃんは基本的な信頼感を構築していきます。

泣いているのに何の応答もなく、かまってもらえなければ、「こんなに泣いて訴えても、気づいてもらえない」「何もしてくれない」と感じ始め、その印象が刷り込まれていきます。すると基本的信頼感も培われにくく、「泣いても仕方ない」という諦めの気持ちを抱き、養育者への信頼も揺らいできます。

赤ちゃん期の基本的信頼感の形成は、後の人生に大きな影響を与えます。もし、しっかりと築かれていないと、「自分は何を言っても受け入れてもらえない」という感情がベースとなって人生を歩んで行くことになります。そうすると、「どうせ自分なんて……」という悲観的な思考の子どもに育っていくことが考えられるのです。

泣き止まない赤ちゃんに対しては、抱っこやスキンシップで接することが、基本的信頼感の確立に繋がります。その他、赤ちゃんが泣く原因や対処法、おくるみやおしゃぶりの使用についても紹介します。また、乳幼児揺さぶり症候群についても注意が必要です。

赤ちゃんは泣いたら抱っこで「基本的信頼感」を育む泣き止まない赤ちゃんには、抱っこが必要

赤ちゃんは自分の気持ちを、泣くことで表します。泣いてもとりあわなければ、いずれ赤ちゃんは大人しくなりますが、それは泣くことによる感情表現を諦めてしまうため。これでは、赤ちゃんが養育者との関係の中で築いていく「基本的信頼感」を得ることができません。

赤ちゃんが泣いたときには、まず抱っこで安心感を与えてあげましょう。愛情をもってスキンシップで接することが、赤ちゃんの基本的信頼感の確立に繋がります。この基本的信頼感は、その後の人生のベースになる大切なもの。確かな基本的信頼感を持っていれば、基本的に自他を信頼することができるため、集団生活にも自然に溶け込みやすくなりますし、自分から自立に近づいていきます。

赤ちゃんの泣く原因・理由は?赤ちゃんが泣く原因・理由とは

赤ちゃんが泣く原因には、一般的に以下のようなものが考えられます。

当てはまるものがあるようならば、まずはその不快を取り除いてみましょう。授乳やオムツ替え、衣類や室温の調節で対処してみるのが基本です。それでも泣き止まず、普段と違って火がついたような激しい泣き方の場合、体調の異変を訴えている可能性もあります。念のため病院へ。

基本の対処法は抱っこというけれど「抱き癖」が付くのでは?「抱っこは抱き癖がつくからダメ」とも言うけれど……?

結論からいうと、赤ちゃんが泣いている時は抱っこをした方がいいタイミング。赤ちゃんは、泣くことでさまざまな訴えや働きかけをしています。そうした赤ちゃんの「泣き」に、養育者が応答することによって、身近な人との愛着関係が築かれていくという大きな発達課題があります。

泣いている赤ちゃんに応答が与えられない場面が多く繰り返されると、いずれ泣いてアピールすることをあきらめ、あまり笑わない、「サイレントベイビー」になることも。赤ちゃんはこの時期に自分や他人を信頼できるという「基本的信頼感」を育みます。この基本的信頼感が備わらないまま育ってしまうと、「人と関わるのが怖い」などの不安感や「僕が勉強したって、何にもならない」というような自信のなさがうむ生きづらさにも繋がりかねません。

愛着関係を築き、また基本的信頼感を確立するためにも、泣いている赤ちゃんを抱っこし、応答を示してあげるのは重要なことなのです。

夜泣き対策の王道は、昼間目いっぱい遊ばせること赤ちゃんの夜泣きにお困りなら、まずは昼間に目いっぱい遊ばせてみましょう

夜泣きの対処方法で、王道といわれているのが、昼間の起きているうちにたくさん遊ばせること。昼間に、体を使った遊びを目いっぱいさせることで、夜には疲れてすぐに寝るようになるという訳です。疲れからすぐ寝入ってくれてあまり手がかからなくなるのなら、保護者としてはありがたいところ。

しかし反対に、張り切って遊ばせ過ぎてしまって、「赤ちゃんが興奮して寝なかった」また「私の方が疲れてしまって、失敗」という体験談も。実際、昼間に興奮することがあったというのは、赤ちゃんが夜泣きをする原因になる可能性もあります。記憶力が発達し、昼間の出来事を夜に思い出すようになってきたことが関係します。

とはいえ昼間に元気に活動させることは、生活リズムを定着させるためにも大切なこと。夜泣きにお悩みであれば、まずは昼間に目いっぱい遊ばせるという王道の一手を試してみましょう。

置いたら泣く…赤ちゃんの「背中スイッチ」秘策抱っこしてせっかく泣き止んだ赤ちゃんが、布団に置いたらまた泣き出してしまう……それには理由があったのです

  • 抱っこの温もりと布団の温度差……抱っこされている時は、人肌の温もりを感じて眠りにつくが、冷えた布団におろされたことで温度差に驚く
  • 抱っこから離れることへの不安……養育者との一体感から安心していたのに、温もりや心音、抱っこの感触といった安心要素と引き離されることを不安に思う
  1. 赤ちゃんをおくるみや、バスタオルで巻く……巻いてから抱っこして眠らせることで、寝かしかえる時に生じる温度差を縮めることができる
泣き止まない赤ちゃんのお助けアイテム「おくるみ」おくるみですっぽりと包んであげると、赤ちゃんが泣き止むかも(出典:ベビーが泣きやむ魔法のおくるみカバーミー)

赤ちゃんが泣いてばかり抱っこばかりでお困りの方のお助けアイテム「おくるみ」。正方形あるいは長方形の布に赤ちゃんの体を巻きつけくるみ、包み込まれるような感覚にしてあげます。

赤ちゃんは、お腹の中にいた頃と近い環境を作ってあげると安心します。羊水に包まれていた頃に近い感覚を与えてあげることで、赤ちゃんが安心感を抱き、泣きにくくなるといのが、おくるみのねらいです。

泣き止まない赤ちゃんに「おしゃぶり」の是非歯並びが悪くなるなど、デメリットが心配な「おしゃぶり」……いつまで、どのような使用なら問題ないのでしょう?

おしゃぶりは、泣き止まない赤ちゃんに効果的なアイテムのひとつ。赤ちゃんは胎児の頃から指しゃぶりを行っているといわれており、おしゃぶりを吸うことで気持ちを落ち着かせることができるようです。赤ちゃんが泣き止みやすいことの他に、寝かしつけるのが楽になるというメリットもあります。

  • 歯並びが悪くなる……長期にわたっておしゃぶりをした子供は、そうでない子供に比べ、乳前歯部が不正咬合になるという調査結果がある
  • 言葉の発達の遅れが見られる場合がある……喃語を発してコミュニケーションをとろうとする機会を奪ってしまうことになりかねない
泣き止まない赤ちゃんにYouTubeを見せるのは?
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