母乳の量が足りているか心配です
母乳育児をしているママにとって、母乳の量が足りているかは気になるところですね。ひとつの指標として体重増加をチェックしてください。しかし、体重は毎日決まった量で増えていくわけではありません。時には滞ることもあります。1か月児健診までは1~2週間に1回程度、それ以降は2週間から1~2か月程度で、どれだけ体重増加したかを確認し、母子健康手帳の身体発育曲線に沿って増えていれば問題ないと考えていいでしょう。
母乳育児をしているママにとって、母乳の量が足りているかは気になるところですね。ひとつの指標として体重増加をチェックしてください。しかし、体重は毎日決まった量で増えていくわけではありません。時には滞ることもあります。1か月児健診までは1~2週間に1回程度、それ以降は2週間から1~2か月程度で、どれだけ体重増加したかを確認し、母子健康手帳の身体発育曲線に沿って増えていれば問題ないと考えていいでしょう。
赤ちゃんの胃はとっくり型で小さく、胃の入り口もしまりが弱いため吐きやすい構造です。また、生後2か月頃までは、哺乳量を調節できないため飲みすぎてしまい、吐いてしまうことが多いです。徐々に自分で調整できるようになり吐く量も減ってくるので、吐いた後、機嫌がよく体重も順調に増えていれば問題ありません。頻繁に吐く、噴水のようにピューッと吐く、体重が減っている、吐いたものの中に血液が混じっている、などがみられたら、かかりつけの小児科を受診してください。その際、吐いた回数や量、時間などを記録しておくと参考になります。
日常生活の中で、細菌やウイルスは私たちの周りにたくさん存在します。哺乳瓶に残ったミルクを長時間放置しない、哺乳瓶を清潔に保つなどの注意が必要です。最低でも1か月健診までは、専用液を使った消毒や煮沸消毒をしましょう。それ以降も哺乳瓶をきれいに洗い、乾燥させておくことが必要です。おもちゃや手などを口に入れるようになり、なんでもなめ始めるころには、哺乳瓶だけ消毒してもあまり意味はないでしょう。
母乳育児の赤ちゃんは授乳のたびにうんちをすることがあります。これは母乳をしっかり飲めている証拠ですので安心してください。生後1か月を過ぎると、だんだん回数は減ってきます。赤ちゃんのうんちは黄色や黄緑色、黄褐色をした柔らかい形のないものです。緑色になることもありますがこれも正常なうんちです。便の中に含まれているビリルビンが酸化して緑色になるためで病気ではありません。注意が必要なうんちは、白いうんちです。白いうんちは胆道閉鎖症などの先天性の病気が疑われます。また、嘔吐とともに白い下痢のうんちが出る場合はロタウイルスによる胃腸炎が疑われます。こういったうんちが続く場合はかかりつけの小児科を受診しましょう。
毎日うんちが出なくても、2日に1回、3日に1回、と決まったペースで排便があるなら問題ありません。機嫌がよく、母乳やミルクの飲みもよく、おなかが張って苦しそうにしていなければ心配ありません。おなかが張って苦しそうな時は、おなかを「の」の字マッサージしたり、綿棒で肛門を刺激してみましょう。母乳やミルクの飲みが悪い場合は、かかりつけの小児科に相談しましょう。
おむつかぶれは、うんちやおしっこの成分が刺激になってかぶれてしまうことをいいます。おむつを濡れた状態のままにしていると、おむつかぶれになってしまいます。おむつかぶれになってしまったら、おむつを替えるたびにおしりを洗ってあげましょう。せっけんを使うのは1日1回だけで十分です。また、おしりをよく乾燥させてからおむつをしましょう。なかなかよくならない場合は、かかりつけの小児科に相談しましょう。
多くの赤ちゃんには向き癖があります。向かないほうから呼びかけたり、普段赤ちゃんを寝かせる位置等を工夫してみましょう。タオルやドーナツ枕で対策することもありますが、効果はあまりありません。赤ちゃんの成長に伴い、寝返りやお座りの時期を過ぎるころから少しずつ頭の形が丸くなってきますので様子を見ましょう。
赤ちゃんは抱っこが大好きです。抱っこされると暖かく、心地よく揺れて安心できるのでしょう。抱っこしてほしいと赤ちゃんが泣いたときに抱っこしてあげるということは、赤ちゃんにとって「何か欲求を出した時にこたえてくれるんだ」という人間に対する基本的な信頼感を形成することができます。抱き癖がつくからと赤ちゃんもおうちのかたも抱っこを我慢したりさせたりする必要はありません。たくさん抱っこしてあげてください。家事などで手が離せず、すぐに抱っこできないときもあります。そんな時は無理して抱っこせず「ちょっと待っててね」「すぐ抱っこしてあげるからね」と声をかけてあげましょう。
おむつを交換した、母乳やミルクを飲んでおなかいっぱい、厚着もしてないし、熱もないし、抱っこしてあやしているのに・・・、泣き止んでくれない。赤ちゃんには何をやっても泣き止まないときがあります。どのような関わり方をしても、生後1~2か月頃に泣きのピークを迎えることがわかっています。1日に5時間以上泣くこともあります。しかし、生後5か月頃にはだんだんおさまってきます。赤ちゃんの泣き声にイライラしてしまったら、安全なところに寝かせてまずはママがリラックスしましょう。深呼吸したり好きな音楽を聴いたり、落ち着いたら赤ちゃんのところに戻って様子を確認しましょう。<参考>厚生労働省「赤ちゃんが泣きやまない泣きへの理解と対処のために」
発達過程で理由なく夜に泣くことがあります。軽くトントンたたく、抱っこして揺らすなどして安心させてください。また昼間の刺激や記憶の整理を、夜寝ている間にするため、刺激が多かった日は多少の夜泣きがあるかもしれません。しかし、赤ちゃん自身が夜泣きで寝不足になることはありません。必要な睡眠時間はきちんととれています。周りの大人は、夜泣きがひどい時期は、できるかぎり昼寝をして睡眠を確保しましょう。
赤ちゃんの発達には個人差があります。始める目安は生後5~6か月頃です。「首がしっかりすわっている」「支えてあげると座れる」「食べ物に興味をしめす」「スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる」などが開始の目安になります。始めたばかりの時期は、母乳やミルク以外の食べ物の舌ざわりや味に慣れたり、それを飲み込んだりすることが目的です。赤ちゃんの様子を見ながら、焦らずゆっくり進めましょう。
以前は、母乳やミルク以外の味や食具に慣れるために、スプーンを使って果汁などを飲ませることが勧められていましたが、乳児期以降において果汁のとりすぎ傾向や、低栄養や発育障害との関連が報告されていることから、今は勧められていません。
6~8か月頃になると、下の前歯が生えてくる子が多くなります。生える順番や時期は個人差が多いです。歯が生えてくると「いつから歯磨きするの?」「どうやって歯磨きしたらいいの?」という疑問が出てきます。ケアは、いきなり歯ブラシで磨くのではなくお口に触られることに慣れることから始めましょう。お口に触れられることに慣れたら、湿らせた
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