乳児期のアトピー性皮膚炎治療が鶏卵アレルギー予防に効果的と判明!
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育児中の赤ちゃんのアトピー性皮膚炎治療による食物アレルギー予防に成功した研究成果お詫びと訂正について本リリースの表記に一部誤りがありました。リリースを見ていただいた方、ならびに関係者の方々にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げるとともに以下のように訂正いたします。
<リリース1ページ目、本文9~10行目>
誤:~、鶏卵アレルギーの発症を10%削減できることが分かりました。正:~2、鶏卵アレルギーの発症を25%削減できることが分かりました。
<リリース2ページ目、中黒2つ目>
誤:~生後28週時点における鶏卵アレルギー発症の絶対数を10%減らすことができました。
正:~生後28週時点における鶏卵アレルギー発症の有病率を25%減らすことができました。
育児中の赤ちゃんのアトピー性皮膚炎治療による食物アレルギー予防に成功した研究成果
国立成育医療研究センター(所在地:東京都世田谷区 理事長:五十嵐隆)アレルギーセンターの大矢幸弘、山本貴和子、研究所の斎藤博久らの研究グループは、食物アレルギー予防のために、アトピー性皮膚炎の赤ちゃんに対して早期に治療を行う臨床研究「アトピー性皮膚炎への早期介入による食物アレルギー発症予防研究/多施設共同評価者盲検ランダム化介入平行群間比較試験:PACI(パッチ―)Study(スタディ)」を実施しました。これは、研究対象となるアトピー性皮膚炎の生後7週~13週の赤ちゃんを、標準的な治療を行う群と、ステロイド外用薬などを使った積極的な治療を行う群に分け、生後28週時点で鶏卵アレルギーがあるかどうかを調べるものです。
研究の結果、積極的な治療を行った群は標準的な治療の群と比較し、鶏卵アレルギーの発症を25%削減できることが分かりました。これは、皮膚への早期の治療介入が食物アレルギーの予防につながるという二重抗原曝露仮説を実証する世界で初めての研究成果で、アレルギー分野の最高峰雑誌「JournalofAllergyandClinicalImmunology」で発表しました。