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赤ちゃんは生後6ヶ月ごろから鉄分が不足しやすいため、意識して取り入れることが大切です。
離乳食を工夫して鉄分を強化したいところですが、離乳食の進みがよくないと、鉄分不足が心配になることも。
そんなときは、離乳食に鉄分をプラスできるベビーフードを取り入れるのもひとつの方法です。
今回の記事では、離乳食に鉄分を強化できる、粉末タイプのおすすめ食品・サプリ5選を紹介します。
離乳食に鉄分をプラスする方法
鉄分を強化するには、まずは離乳食に鉄分の豊富な食材を積極的に取り入れましょう。
鉄分というとほうれん草やひじきのイメージがあるかもしれませんが、カツオ、マグロ(ツナ)、牛肉、レバーなどの動物性食品にも豊富に含まれています。
ぜひタンパク質を食べられる時期(生後6ヶ月ごろから)になったら、チャレンジして鉄分を摂れるようにしましょう。
「離乳食に使える鉄分が多い食材」の記事で、具体的な食材や取り入れ方のコツを紹介しているため、ぜひご参照ください。
赤ちゃん用に鉄分食品を選ぶ際のポイント
鉄分不足が心配なときに、鉄分をプラスできる食品を取り入れるのも、方法のひとつとしてよいでしょう。
市販の商品を取り入れる際の、選び方のポイントを紹介します。
鉄分の量
まずは1食でどのくらい鉄分が含まれているか、鉄分含有量をチェックしましょう。
赤ちゃんに必要な鉄分は意外にも多めで、6~7歳と同程度の量が必要になります。
鉄分がしっかり補給できるものを選びましょう。
▼1日あたりの鉄の推奨量(生後6~11ヶ月)
鉄分以外の成分
鉄分以外にどのような成分が入っているか、見てみるようにしましょう。
タンパク質やカルシウムなど赤ちゃんの成長を支えてくれる栄養素や、鉄分の吸収を良くするビタミンCが入っているものもあります。
また赤ちゃんの時期はなるべくシンプルな食品を選びたいため、塩分や添加物がたくさん入っていないかチェックしてみるのもよいでしょう。
風味
赤ちゃんが進んで食べられるよう、風味がよいかどうかも知っておきたいポイントです。
赤ちゃんは臭いや味に敏感なため、苦味や酸味などの味や、臭みなどがあると食べづらく感じることも。
実際に食べてみないと風味はわからないため、口コミをチェックしてみるのもよいでしょう。
のちほど商品を紹介する際に、風味についてもお伝えします。
離乳食の鉄分強化に!粉末・パウダーのおすすめ5選
※商品情報、価格は2023年7月時点/価格は購入時のレシートを参照
原材料は変更となることがあるため、購入・使用の際は必ずパッケージをご確認ください
「スクスクダイズ」
「スクスクダイズ」は、生後6ヶ月ごろから使える、きな粉味の栄養食品です。
鉄分はもちろん、お魚由来のカルシウム、タンパク質など、さまざまな栄養補給ができます。
普通のきな粉に比べ、鉄分は8倍ほどです。
離乳食に使いやすい小さじ1杯あたりでは、鉄分1.67mgを補給できます。
栄養成分 | 配合量 |
カロリー | 10kcal |
鉄分 | 1.67mg |
鉄分だけでなく、鉄分の吸収をよくするビタミンCや、成長期に欠かせないカルシウム・亜鉛などもとることができます。
少量でも栄養補給できるので、たくさん量を食べられない離乳食の時期の栄養強化に役立ってくれます。
また、きな粉は福井県産の大豆を使用し、無添加なのもうれしいポイントです。
食べてみると、気になるような風味はまったくなく、きな粉の香ばしい香りとほんのりとした甘みを感じ、砂糖なしでもおいしく食べられる味です。
ヨーグルトにかけたりお粥に混ぜたりと、いろんな使い方ができて便利です。
きな粉(スクスクダイス)を使った離乳食レシピも紹介しているため、ぜひチェックしてみてください。
離乳食初期のきな粉レシピ >
離乳食中期のきな粉レシピ >
離乳食後期のきな粉レシピ >
離乳食を卒業しても、鉄分やカルシウムはしっかり補給したいため、おやつにも使いやすいスクスクダイズは長く活躍してくれます。
和光堂「手作り応援ホワイトソース」
和光堂の「手作り応援ホワイトソース」は、生後5ヶ月ごろから使え、アレンジが効くため使いやすい商品です。
1袋あたりの鉄分含有量は0.36mgとなっています。
栄養成分 | 配合量 |
カロリー | 14kcal |
鉄分 | 0.36mg |
ホワイトソースを溶かすときに、お湯ではなく育児用ミルクで溶かすようにすると、さらに鉄分をプラスできてよいでしょう。
風味をチェックするため、お湯で溶かしたものを食べてみました。
気になる風味などはなく、やさしいホワイトソースの味で、いろいろな食材に合いそうです。
茹でた魚や肉にかけたり、野菜と混ぜたりするなど、さまざまなメニューに活用してくれるため、ストックしておくと活躍してくれるでしょう。
ピジョン「かんたん粉末+鉄かぼちゃポタージュ」
ピジョンの「かんたん粉末+鉄かぼちゃポタージュ」は、生後5ヶ月ごろから使える溶かすタイプのポタージュです。
そのままポタージュとして使うだけでなく、ソースや味付けとしても使えます。
小さじ1杯あたりの鉄分は、0.05mgほどです。
栄養成分 | 配合量 |
カロリー | 10kcal |
鉄分 | 0.05mg |
こちらもお湯で溶かすよりも、育児用ミルクで溶かす方が鉄分を強化できます。
実際に食べてみると、かぼちゃのやさしい甘みを感じられました。
気になる風味などはなく、赤ちゃんも食べやすいのではないでしょうか。
離乳食のレパートリーを広げたいときに役立ちますが、鉄分の量は少なめなので、ほかの鉄分強化食品と併用して使うようにするとよいでしょう。
bebeco「まるごと鶏レバー」
bebecoの「まるごと鶏レバー」は、生後7ヶ月ごろから使える粉末状の鶏レバーです。
調理に手間がかかる鶏レバーを手軽に取り入れられます。
商品パッケージに1日あたりの推奨量が記載されており、7~8ヶ月では0.5g、9ヶ月~2歳では1.0gとなっていました。
レバーは臭みが気になりそうですが、お粥に混ぜて風味をチェックしてみました。
思っていたよりはレバーの臭みは気になりません。
しかし、味のわかりやすいお粥に混ぜたため、レバーの味はしっかりと感じます。
離乳食に使う場合は、お粥でなくおかずに混ぜた方が赤ちゃんが食べやすいのではと感じました。
フード・クリード「鉄分まるごとだし粉末タイプ」
フード・クリードの「鉄分まるごとだし粉末タイプ」は、かつおの「血合い」と呼ばれる部分を粉末にしたものです。
血合いとは、魚の背身と腹身の間にある赤黒い部分のこと。
鉄分が豊富な部位であり、体内への吸収がよいため、効率的に鉄分を補給できます。
ほかの粉末だしと同じように、ティーパックに入れてだしをとることもできますが、だしからどのくらい鉄分を摂れるかわからないため、離乳食にかけて使う方がムダなく鉄分を摂れそうです。
お粥にかけたものを食べて風味をチェックしてみました。
臭みなどはなく「濃いだしの味」という印象です。
おかずに混ぜると風味が
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