子どもの「ことば」について、親としてとても気になるところです。そんなとき、日常の遊びを通じて「ことばの発達」を促すことができたら嬉しいですよね。
5 Myths About Positional Plagiocephaly Debunked
子どもの「ことば」について、親としてとても気になるところです。そんなとき、日常の遊びを通じて「ことばの発達」を促すことができたら嬉しいですよね。
言語聴覚士の寺田奈々さんは、ことばの遅れが気になるお子さんに対して、おもちゃや絵本で遊びながら発語を促す相談室を開いています。
今回は、「お口の機能を育むおもちゃ」「相互性や文法などを育むおもちゃ」そして「ことばの遅れと発達障害の関係」について、著書『発達障害&グレーゾーン幼児のことばを引き出す遊び53』(誠文堂新光社刊)から、一部抜粋・再編集してお届けします。
※めばえ期:「まだことばの意味を理解していない時期」から「理解しているけれどおしゃべりはまだ」の時期
※ぽつぽつ期:ぽつぽつと言えることばが増えていく時期
普通のラッパは息を吹き込むことで音が鳴りますが、こちらの子ども用ラッパは息を吸ったときにも音が鳴るのが特徴。軽くて握りやすいため、1歳前後から使うことができます。吹くおもちゃで遊ぶことで肺活量が高まり、話すための呼吸機能や発声機能の獲得につながります。
音を楽しみながら「吹く」力も伸びる
吸っても吐いても音が出るラッパであれば、遊びながら吸う・吹くの練習ができ、話すための呼吸機能、発声機能が高まります。
発達障害(神経発達症)とは、生まれつきの脳機能の発達に偏りや凸凹があり、生活や対人関係に困りごとが生じていることです。最近は発達障害という概念が広く知られるようになってきたため、保護者から「うちの子、ことばが遅れているのですが発達障害でしょうか?」といったお悩みを相談されることも増えています。